行水・・・その後 [教室の出来事]
前回の記事はなかなかインパクトがあったようで、コメント欄のみならず教室でもブログをお読みくださった生徒さんからたくさんの感想を頂きました。
その後が気になっていらっしゃる方も多いようですので、その後日談をば・・・。
2か月ほど前に購入したばかりのピカピカのパソコンにスポーツドリンクを飲ませてしまったら、次の日になってパソコンが動かなくなってしまった。
修理に出したものの、水没なので保証外。
きっと高額な修理費になるだろうなあ…(涙)
というのが前回までのお話でした。
お話を伺い、こぼしたのが(真水ではなく)スポーツドリンクであることや、内部に水分がある状態で通電させてしまっていたこと(マザーボードがショートしてしまう)などから、私は7~8万円はかかってしまうのではないかと予想していました。
まあ、それでも購入するよりは若干安いのですが。
(ちなみに購入金額は11万円弱でした)
さて今から数日前にさかのぼります。
教室に見慣れない番号から電話がかかってきました。
いよいよ来たか…と思って出てみると案の定、修理に出したメーカーさんからでした。
お預かりしているパソコンのお見積りの件ですが…
と、サポートの女性の声。
内部を確認いたしましたところ、以下の箇所への液体の侵入・付着が確認されました。
マザーボードへの・・・
ブルーレイドライブへの・・・
・・・
・・・
・・・
不具合のある個所の読み上げが延々続きます。
なんだよー、判決理由が先で主文は後回しかよー。
ってことは… 極刑?
目の前がくらくらするーーーw
それでですねぇ~
と女性の方。
たいへん申し上げにくいのですが・・・
き、来たよ~
修理代金は・・・
(;゚д゚)ゴクリ ・・・
は、8万? それとも10万?
15万6千え~ん
その金額を聞いた時点で、ご依頼主の生徒さんに確認するまでもなく、修理はお断りしました。
サポートの女性も、「新しく買い直された方が…」と申し訳なさそうにおっしゃっていました。
パソコンに限りませんが、電化製品は大量生産で効率的に生産されます。
そのおかげで普及期にある製品は、高性能なものでも比較的安価に求めることができます。
それがいったん故障して修理となると、その部分に特化して修復作業をするので、修理費用はどうしても割高になってしまいます。
そして今回のように修理箇所が多岐に渡ると、購入金額を大きく上回ってしまうのですね。
今回はとにかくダメージを受けた範囲が広くて、このような金額になってしまったようです。
残念です。
さて、センセーにはまだ、この痛ましい事故の報告をご遺族の方に伝えなければならないという辛い作業が残っています(苦笑)
気持ちを整えて、お電話を差し上げました。
もしもし。
あっ、あの、実は先日の修理の件なのですが・・・たいへん申し上げにくいのですが、修理金額が・・・15万6千円ということで・・・
あ~ら、そうなの?
仕方ないわねぇ。
じゃ、新しいの、注文しといてくださるぅ?
・・・そ、そうですか
というわけで、センセーは今、教室で新しく到着したパソコンのセットアップをしている最中でーす。
今度は富士通だよー
お気の毒でした。が私たちは生きたお勉強をさせて、いただきました。
こんな風に申し上げてご免なさいね、。
by 小林知 (2016-02-15 20:52)
色々な事があるのですね
私達も取り扱いに気を付けましよう
by ミミちゃん (2016-02-15 21:11)
高い授業料になりましたね。
私だったら諦めてしまう所だったかも~
肝に命じておきます。
by トキちゃん (2016-02-16 22:00)
>小林知さん
そうですね。
対岸の火事・・・じゃない、他山の石として気をつけたいですね。
>ミミちゃん
まったくそうですね。
油断した時に悲劇はやってきますからね (^^;
>トキちゃん
まあそうなったときには、またどこかから新しいパソコンを調達してきますよ、母上。
by いろは (2016-02-17 10:55)