ニイハオ！

お昼休み。

これからゆっくりお昼ご飯を食べようと思っているところにお客様。 

お一人は、以前パソコンを見て差し上げたことのある男性。

そしてもうお一人は・・・中国からいらした女性。

日本に来て3年、現在日本語を勉強中とのことでした。

ご用件は、パソコンがインターネットにつながらなくなったので、見てほしいとのことでした。

よしよし、ＯＫ。
お安い御用だ。

ところが、パソコンを開いてみると、中身は中国語仕様になっているではありませんか  

モノは日本で購入した富士通のパソコンなのですが、 設定で中国語版に変更されている模様。

まあでも、Windowsですからね、何とかなりますよ。

 

で、いろいろ調べてみて分かったこと。

無線で接続すれば、問題なくインターネットに接続できるのですが、有線接続だとつながりません。

そして、 日本語の設定で立ち上げると、有線・無線、いずれでもつながります。

問題は、中国語仕様の状態で有線接続ができない、ということになります。 

というのも、ご相談者の方のご自宅には無線LANの設備がないので、有線でつなぎたいというご希望なのです。

あれやこれやと、設定をいじってみました。

でも、いつものようにはいかないんですよ。

だって、メニューなどの表記がすべて中国語なんですもの。

そして、ご相談者の方にもいろいろとお伺いしながらの作業なのですが、日本語のお勉強はまだまだ発展途上なんですね。

コミュニケーションがうまく取れません  

ちなみに、一緒にいらっしゃった男性の方も、中国語はわかりません。

その上、途中で教室から出ていってしまったり・・・。

いやいや、行かないでくださいよ  

 

残された者同士、筆談も交えながら、なんとか意思疎通を図ります。

でも、パソコンの方はなかなか言うことを聞いてくれません。

 

さて、どうにもならずに最後の手段ということで、「システムの復元」を試すことにしました。

これでだめなら、販売店に持ち込んでください、ということでトライです。

でも、それも簡単ではありませんでした。

なぜなら

もう一度

繰り返しちゃいますが・・・

 

表示されるメニューが すべて 中国語 なんですよぉ 

 

システムの復元って、どこにあるんだ  

教室のパソコンを立ち上げ、メニューを見比べながらの作業です。

 

ちなみに

システム ＝ 系統

 

ということがわかるまでに、ずいぶんかかっちゃいました。 

ついでながら ウイルスは 病毒 というらしいですよ。

なんだか怖いですね。

 

そんでもって、ようやく「システムの復元」にたどり着き、待つこと十数分。 

 

 ・・・・・

 

何とかつながりました。

つながった時には、思わず歓声が上がりました  

 

今回、日中友好に少しは貢献できたかな～？

 

 

あ、一応言っとくけど

 

尖閣諸島 は 日本の固有の領土 だからね。

勝手に入ってこないでね。 

そこのところ、よろしくね 

 

でも、いらっしゃった中国の方は、とてもよい方でしたよ、念のため。 

よろしかった、らまたどうぞ。

あ、もう少し日本語ができるようになってからがいいかな