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パソコンが遅くてねぇ(解決編) [教室の出来事]

すぐに続きを書くつもりが、少し間が空いてしまいました。
気を取り直して続きますよ。


パソコンの中で仕事をしている3人組の、CPUくん・メモリくん・HDDくん。
前の二人はキビキビと仕事をこなすのに、一人もたもたして二人の足を引っ張るHDDくん。
おかげで全体として、パソコンが遅く重くなってしまうというのが前回までのお話でした。


それではどうしたらパソコンを速くすることができるのかということですが、これはやはり仕事の遅いHDDくんをクビにして、もっと仕事のできる人(部品)を仲間にするのが最も効果的です。

そんな人、いるの?

いるんですよ。

それがSSDくんです。


SSDというのはソリッドステートドライブの略。

HDDと同じ形状の箱に収められており、ストレージ(記憶装置)としてHDDと同じ役割を果たします。
ssd.jpg

両者の違いは中の構造。

HDDが物理的に回転する金属の円盤であるのに対し、SSDはフラッシュメモリを用いています。
フラッシュメモリは、デジカメのSDカードやUSBメモリなどで使用されていますね。
データを電気的に読み書きするので、HDDに比べて圧倒的に高速です。

ほかにも

・物理的に動く部分が無いので動作音がなく静か

・発熱が少ない

・衝撃・振動に強い

などのメリットがあります。


一方で、同じ容量のHDDに比べると単価が高いというデメリットがあります。
とはいえ、昨今では価格もだいぶこなれてきて手に入れやすくなっています。
お店に並んでいるパソコンも、HDDの代わりにSSDが搭載されている機種が増えてきました。

ですから、この先パソコンを買い替えるのであれば、HDDではなくSSDが内蔵されている機種をお勧めしますよ。


ところで問題は、いま目の前にある、この遅いパソコンをなんとかできないかということでしたね。

そうです。

パソコンの中に入っているHDDくんをSSDくんと入れ替えてしまえばよいのです。
そうすることで、多くのパソコンは信じられないぐらい速くなってくれるんですよ。

実際、いろは教室においてあるノートパソコンは、どれも5年から8年ぐらい以前のものですが、すべてSSDに入れ替えてあります。
おかげで、最新のパソコンと見紛うばかりにキビキビと動作しています。

というより、HDDを内蔵した最新パソコンよりも明らかに速いです。


ですから、パソコンが遅くて困っていらっしゃる方は、HDDをSSDに換装(入れ替え)することを一つの方法としてお勧めします。


実際、生徒さんからのご依頼で数台のパソコンの換装作業を行いましたが、どれもこれも効果は絶大。
全く別物のようにキビキビと動くようになりました。


ただし、パソコンのストレージを入れ替えることは、パソコンの取り扱い説明書には書かれていません。

それは多くの場合、改造扱いとなりメーカーに認められていないからです。

パソコンの内部を開いてHDDの交換などをすると、恐らくメーカーの保証外になってしまうと思います。

挑戦してみようという方は、その部分だけご注意くださいね。


ちなみに いろは教室ではHDDからSSDへの換装サービスも行っていますので、よろしければ
ご相談くださいませ。


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