あれから6年 [その他のトピックス]
3月11日。
あの大震災から6年が経ちました。
6年前に亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、今もたいへんな思いをされている皆さまが一日も早く立ち直れますよう、心からお祈り申し上げます。
地震が起きたときの教室の様子を、今でもよく覚えています。
そのときに受講されていたミツエさんと教室の外へ避難し、いったん教室に戻った後、2度目の大きな揺れが来て、もう一度避難したのでした。
授業はそのまま打ち切りになりました。
毎年、この日が来ると、あの時の光景を思い出します。
こうして私が震災の日のことを思い出すのは“時々”、です。
けれども全国には12万人もの方々が、今も避難生活を続けていらっしゃいます。
被災地ではプレハブの仮設住宅での暮らしを余儀なくされている方が3万5千人だそうです。
その方たちにとって、震災は過去のことではありません。
それなのにね・・・。
倉田百三の「出家とその弟子」の中で、親鸞が弟子に向かって
「聖者とは罪の感じの人並みすぐれて深い人のことを言うのだよ。」
と話すくだりがあります。
マザー・テレサは
「痛みを感じるまで愛しなさい」
と言いました。
日頃、自分の子供たちに物知り顔で偉そうな物言いをする自分を振り返って、今夜はなんだかとても恥ずかしい気がしています。
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