信じる力 [雑感]
去る6月16日のサッカー、コンフェデレーションズ杯・日本vsブラジル。
朝4時からの試合でしたが、頑張って起きて応援しました。
でも結果はご存じの通り、0ー3の完敗。
非常に残念な思いをしました。
今から5年前の前回ワールドカップ。
その舞台を前にして、当時の岡田武史監督がベスト4を目標に掲げたことに対し、本田圭佑選手は「ベスト4でなく、優勝を目指してもいいと思う」と発言しました。
世界の4強でさえ「そんな無茶な」という感じなのに、優勝なんて寝言みたいなことを言っているなあというのが、当時の私の感想でした。
きっと世間の人々のほとんどが、そう受け取っていたと思います。
あれから4年。
今回も本田選手は同じ言葉を口にしています。
「ワールドカップ優勝。」
けれども、前回と違うことがあります。
今回、本田選手だけでなく、それ以外の選手達もワールドカップ優勝を口にしているのです。
みんな、どうかしちゃったんだろう。
現実を見ようよ。
無理に決まってるじゃん。
私の周りにいる人たちも、多くはそう思っています。
そして、それは無理もないことだとは思います。
けれども私は、ワールドカップ優勝、決して無理ではないし、目指してほしいと今は思っています。
それも、かなり本気で。
無理だという人に、逆に訊きたいんです。
では、日本は今回のワールドカップで、どの辺を目標にしたらよいのですか、と。
1勝すること?
決勝トーナメントに進むこと?
ベスト8に入ること?
では、仮にベスト8に入るという目標を掲げたとして・・・
朝4時からの試合でしたが、頑張って起きて応援しました。
でも結果はご存じの通り、0ー3の完敗。
非常に残念な思いをしました。
今から5年前の前回ワールドカップ。
その舞台を前にして、当時の岡田武史監督がベスト4を目標に掲げたことに対し、本田圭佑選手は「ベスト4でなく、優勝を目指してもいいと思う」と発言しました。
世界の4強でさえ「そんな無茶な」という感じなのに、優勝なんて寝言みたいなことを言っているなあというのが、当時の私の感想でした。
きっと世間の人々のほとんどが、そう受け取っていたと思います。
あれから4年。
今回も本田選手は同じ言葉を口にしています。
「ワールドカップ優勝。」
けれども、前回と違うことがあります。
今回、本田選手だけでなく、それ以外の選手達もワールドカップ優勝を口にしているのです。
みんな、どうかしちゃったんだろう。
現実を見ようよ。
無理に決まってるじゃん。
私の周りにいる人たちも、多くはそう思っています。
そして、それは無理もないことだとは思います。
けれども私は、ワールドカップ優勝、決して無理ではないし、目指してほしいと今は思っています。
それも、かなり本気で。
無理だという人に、逆に訊きたいんです。
では、日本は今回のワールドカップで、どの辺を目標にしたらよいのですか、と。
1勝すること?
決勝トーナメントに進むこと?
ベスト8に入ること?
では、仮にベスト8に入るという目標を掲げたとして・・・
その目標を達成したとしたら(もちろん、これだってすごいことだけど)、その次の試合は、もう負けてもいいの?
そんなわけないですよね。
次の試合だって勝ちにいくし、万が一にでもそこで勝つことができたら、その次だって・・・。
だったら、なんで最初から全部勝つって言わないんだろう。
それって、負けた時に備えた言い訳だよね?
1つ間違いなく言えることは、レースで1番になった人は、1番を目指した人だということ。
そして、そのレースに参加する資格は、誰にでも、ある。
それなのに何故、戦う前に自ら頂上に挑むことを放棄しなければならないのだろう。
佐野元春は子どもの頃、両親の前で「将来ロックスターになりたい」という夢を語ったところ、実務家だったお父上から「華やかなスターになれるのはほんの一握りの人間だけだ。お前がなれるわけがないだろう」と言われた。
それを聞いていたお母様は「この子は絶対になれます」と言い切ったそうだ(今、手元に資料がないので正確な引用ではないけど)。
もしその時に彼が潔く諦めてしまっていたら、僕らは今、元春のステージで感動を味わうこともできなかったわけだ。
僕も今、個人的にある目標を持っている。
それが何かは書かないけれど、以前の自分だったら決して目指さなかったような、自分にしては高いハードル。
だけど、それを本気で目指してみようと思っている。
2006年のドイツワールド杯。
対ブラジル戦で限界を超えるまでひとり走り続けて、試合終了後にはピッチに倒れて動けなくなった中田英寿選手。
あのとき、彼の姿はとても孤独に見えました。
けれども2013年の今。
中田選手の真摯なプレーに影響を受けた本田選手が現れ、さらに本田選手によって化学反応を引き起こされ、香川選手や長友選手達もワールドカップ優勝を口にしています。
「2番じゃだめなんですか?」
ばか、2番じゃだめなんだよ。
1番を目指して、精一杯頑張って、必死に頑張って、ようやく3番や5番になれるんだ。
1番を目指したからって、誰もが1番になれる訳じゃあない。
それこそ、1番になれるのはたったの一人だけだ。
1番を目指したあまたの人々は皆、その他大勢の敗者となり散っていくのだ。
ばか、2番じゃだめなんだよ。
1番を目指して、精一杯頑張って、必死に頑張って、ようやく3番や5番になれるんだ。
1番を目指したからって、誰もが1番になれる訳じゃあない。
それこそ、1番になれるのはたったの一人だけだ。
1番を目指したあまたの人々は皆、その他大勢の敗者となり散っていくのだ。
ましてや、最初から2番を目指す奴なんて、10番にだって入れやしない。
覚悟が違うんだよ。
1つ間違いなく言えることは、レースで1番になった人は、1番を目指した人だということ。
そして、そのレースに参加する資格は、誰にでも、ある。
それなのに何故、戦う前に自ら頂上に挑むことを放棄しなければならないのだろう。
佐野元春は子どもの頃、両親の前で「将来ロックスターになりたい」という夢を語ったところ、実務家だったお父上から「華やかなスターになれるのはほんの一握りの人間だけだ。お前がなれるわけがないだろう」と言われた。
それを聞いていたお母様は「この子は絶対になれます」と言い切ったそうだ(今、手元に資料がないので正確な引用ではないけど)。
もしその時に彼が潔く諦めてしまっていたら、僕らは今、元春のステージで感動を味わうこともできなかったわけだ。
僕も今、個人的にある目標を持っている。
それが何かは書かないけれど、以前の自分だったら決して目指さなかったような、自分にしては高いハードル。
だけど、それを本気で目指してみようと思っている。
2006年のドイツワールド杯。
対ブラジル戦で限界を超えるまでひとり走り続けて、試合終了後にはピッチに倒れて動けなくなった中田英寿選手。
あのとき、彼の姿はとても孤独に見えました。
けれども2013年の今。
中田選手の真摯なプレーに影響を受けた本田選手が現れ、さらに本田選手によって化学反応を引き起こされ、香川選手や長友選手達もワールドカップ優勝を口にしています。
その意識がさらに周囲に伝播して、チーム全体、そしてそれを取り巻く応援団である私たちが、ワールドカップ優勝を「目指すこと」が当たり前になったとき、夢物語は現実になると信じています。
もう一度、確認しよう。
夢は、叶うことを信じた者だけが叶えることができる。
もう一度、確認しよう。
夢は、叶うことを信じた者だけが叶えることができる。
夢を叶えるのは、夢は叶うと信じる力だ。
明日の朝7時。
イタリア戦だ。
こんなに力一杯書いておいて、ボロ負けしたらカッコ悪いな~。
ま、誰も読んでないブログだからいいかwww
毎回読ませていただいてますよぅ
イタリア戦、負けたとはいえ善戦しましたね。
by きまじめさん (2013-06-20 23:11)
> きまじめさん
いつもありがとうございます。
予選敗退は決まってしまいましたが、最後のメキシコ戦も応援しますよ。
なんとか一矢報いてほしいです (^^)
by いろは (2013-06-22 20:39)